月例研究会

造形教育センター 2021年4月 月例研究会

≪終了≫【無料オンライン】造形教育センター 4月 研究会

日時:2021年4月25日(日)13:00〜 

場所:オンライン(ZOOM)

講座内容:実践発表

講演:花里 裕子先生(中野区第五中学校)大黒 洋平先生(小笠原村立母島中学校)

参加方法:前日までに氏名、所属を下記のアドレスまでご連絡ください。ZOOMの参加方法をご案内いたします。 zoukeikyouiku164@gmail.com

【4月 研究会 趣旨説明】

 造形教育センターでは、これまで「造形教育の今日的意義」をテーマに研究を進めてきました。昨年度の 321 期では、大学の先生方を中心に講師として招聘し、「造形教育の今日的意義」についてご講演をいただく中で、造形教育の置かれた現状を俯瞰し、未来への展望として研究の視点を深めてきました。また、これにより、子どもの「主体性」をどのように捉えるのかという研究の視点を抽出いたしました。 例えば、学校で行われる授業は意図的、計画的なものですが、その中で行われる造形美術教育は子どもの「主体性」を大切にした営みです。その時、子どもの「主体性」とはどのようなものとして捉えられるのでしょうか。「大人の理論」 と「子どもの理論」を私たちは、どのように捉え、どのように実践として実現しているのでしょうか。それは教科横断的な学習や、地域に開かれた教育課程の中でも考えられるものです。
 そこで、322期の研究では、子どもが「なぜだろう」「どうしてだろう」「やってみたいな」「これをやったらどうなるだろうか」といった「問い」を生み出し、主体的に活動する姿を「問いが生まれるとき」「問いが生まれる場」として捉え、それがどのように生まれているのか、実践の中の子どもの姿を通して考えていきたいと思います。
 4月研究会では、教育実践に焦点化して、現場で精力的に実践されている先生方の実践発表から、さらに知見を深めてまいりたいと考えています。多くの皆様の積極的なご参会をお待ちしております。