月例研究会

造形教育センター 2021年5月 月例研究会

「造形教育の今日的意義」『問い』が生まれる時、『問い』が生まれる場 Part2~

日時:≪ 終了 ≫2021年5月30日(日)14:30〜( 接続 14:00~ )

場所:オンライン(ZOOM)

講座内容:実践発表、座談会

実践発表:斎藤 寛子 さん(株式会社 JR博多シティ 文化事業部 みらい創造室 VIVISTOP HAKATA)

座談会:山添 joseph 勇 さん( アートユニット「 深沢アート研究所 」代表 )

参加方法前日(5/29(土))までに氏名、所属を下記のアドレスまでご連絡ください。ZOOMの参加方法をご案内いたします。 zoukeikyouiku164@gmail.com

※ 会員以外の方でもセンターの HP より申し込みいただけます。
是非お誘いください。

【5月 研究会 趣旨説明】

 造形教育センターでは、これまで「造形教育の今日的意義」をテーマに研究を進める中で、造形
教育の置かれた現状を俯瞰し、未来への展望として研究の視点を深めてきました。これにより、子
どもの「主体性」をどのように捉えるのかという研究の視点を抽出いたしました。そこで、子どもが「なぜだろう」「どうしてだろう」「やってみたいな」「これをやったらどうなるだろうか」といった「問い」を生み出し、主体的に活動する姿を「『問い』が生まれる時」「『問い』が生まれる場」として捉え、それがどのように生まれているのか、実践の中の子どもの姿を通して知見を深めたいと考えました。
 4 月研究会では、学校現場で優れた実践を展開されている花里裕子先生(中野区立第五中学校)と大
黒洋平先生(小笠原村立母島小中学校)をお招きし、お二方の実践から「『問い』が生まれる時」「『問い』が生まれる場」に着目して研究を深めました。そこには、教師が決めた枠の中に収まるのではなく、子どもが枠をつくり、それを軽々と壊していく子どもの姿や、教師も子どもも未知なるものへと向かうワクワクするような時間や場が保障されていることが見えてきました。
 さて、その上で 5 月研究会では、子どもの姿を学校教育だけでなく、社会教育や社会実践の場ま
で広げ、「『問い』が生まれる時」「『問い』が生まれる場」に着目して研究を深めていきたいと考え
ています。そこで、5 月研究会では、博多を中心に子どものクリエイティブラーニングスペースを運
営し、クリエイティブな子どもたちのコミュニティを構築されている VIVISTOP HAKATA の斎藤 寛子さんをお招きし、斉藤さんの実践を通して知見を深めていきたいと考えています。また、その後には、ご自身もアーティストであり、深沢アート研究所で創造的なワークショップを展開されている山添 joseph 勇さんをゲストにお招きし、お二人とセンター役員との座談会を通してさらに議論を深めていきたいと考えています。多くの皆様の積極的なご参加をお待ちしております。どうぞよろしくお願いいたします。