2月の月例研究会は、講師に野口徳雄氏をお迎えし、アメリカの手漉き和紙についてビデオを交えながら、お話しいただきました。会場は 東京学芸大学附属竹早中学校、学内の道路脇には雪が残り、風の冷たい一日でしたが、30名の参加者が集まりました。彫刻家でもある野口氏は素材としての和 紙に興味を持ち、日本各地の和紙の産地などを取材後、アメリカにも手漉き紙に対する取り組みがあることを知り、2001年からPOLA美術振興財団の助成 を受け、ニューヨークを中心にアメリカに滞在し、アメリカ各地の主要な紙漉場を取材して回りました。その活動をビデオ”HAND PAPERMAKING IN USA 2001-2002”にまとめ、注目を集めています。 |
講師 「野口徳雄」(のぐちとくお)
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