平成16年3月6日(土)東京学芸大学竹早小学校を会場に3月の月例研究会が開かれました。本年度の研究テーマ「つくる子どもたち」に対して、まず、相模女子大学小学部の真辺英二先生より、「日頃の実践から」ということで講演していただきました。 |
国分寺市立第六小学校からは、図工専科の金子光雄先生と「かたぐるまの会」の田村文男氏が、とてもユニークな活動の報告をしてくだ さいました。「大人も面白くないと子どもも面白くない。」をモットーとする「かたぐるまの会」は、大人も子供と一緒になり夢中になって遊ぶ会です。もとも と学童から発展した会だそうで、PTAとも違う、学校行事でもない、活動的なお父さんたちが集まっていろいろな催しを企画・運営します。それでいて、学校 をも地域をも巻き込んで活動させています。本物の竹で竹馬を作り、作るところから乗れるようになるまで挑戦したり、夏祭りをひらいたり、こまやベーごまを 回してみたり、子どもはもちろん大人も夢中になってしまうものばかりです。 この会のおもしろいところは、まったくの有志が集まって活動していること。子供達も含め、やりたいものだけが集まること。だから、参加者が生き生きと、 決してやらされているのではなく、主体的に活動している様子が、発表者のことばから伝わってきました。参加者も地域の人々1000人をも数えるそうです。 また、学校側の理解もすばらしく、校長先生も一緒になってこまを回していました。 金子先生と田村氏の二人の絶妙のトークに、あっという間の2時間を越える発表でした。 |