学習会

造形教育センター331期 9月夜の学習会「夜も造形遊び」 報告

9月22日の夜,久しぶりに夜の学習会が行われました。

今回のテーマは後夜祭。夏の研究大会終了後の初めて学習会として,後夜祭と位置づけ,役員が振り返りをしていきました。研究部次長の秋山先生や実践発表者であった湯瀬先生に振り返ってもらい,大泉先生から今後の研究についてのアドバイスをいただきました。

造形教育は子供観,教育観などのヴィジョンに基づいているものであり,それがないとわかる人にはわかるが,わからない人にはHow toのみが伝わってしまう危険性があるという大泉先生の言葉が胸に残りました。

また,子供に対する共感的視点,共視的関わりが重要であるということを確認し,改めて子供の側から見ていくということを実践者の心構えとしていきました。これは大人が相手でも言えることではないでしょうか。我々は教師集団として学び合っています。実践を紹介してくれたその人がどのように教育を捉えているのか,互いに理解し合い,その教育観について視点を揃えていくことで知る必要があるでしょう。またそうして培われた教育観を,現在目の前にいる子供のためにアップデートしていくということが「社会とつながる子供のデザイン」の研究にも肝になってくるのではないでしょうか。

(文責 守屋)